TSMCが熊本に作った半導体工場の動画を解説しています。5兆円規模の投資ですさまじいです。SONYの菊陽町半導体工場の隣に隣接しており、そのままSONYのCISをTSMCに送り、TSVで連結してパッケージに入れて出荷するのかな?と予想しています。

TSMCの戦略はかなり堅実で、まず需要と実績が確実にある22nmからスタートして、そこでエンジニアを教育して半導体製造のノウハウやデータ分析などの方法を教育していき、そこからさらに先端の7nmへと進むようです。半導体製造の基本的なノウハウは非常に多岐にわたりすぐに習得するのは不可能であることから、まずは実績ある22nmからスタートするのは非常に良い戦略だと思いました。一方でRapidusはいきなり2nmからスタートし、さらに先端ロジック半導体量産の経験もないため苦戦するのではないかと個人的に予想しています。うまくいってほしいと願っております。

◆動画内で紹介したYouTube

SONYのイメージセンサーの驚異的な技術力

Rapidusが失敗する理由

◆参考文献
TSMC熊本(JASM株式会社)
https://www.tsmc.com/static/japanese/careers/jasm/about-jasm.html

0:00 TSMC熊本の半導体工場の状況を解説
0:29 2024年2月に工場完成し12月に出荷予定
1:30 TSMC熊本工場がある菊陽町の場所
3:11 TSMC熊本工場で製造している22nm/28nm半導体
4:19 SONY向けの半導体の用途はイメージセンサー向け
7:42 デンソー向けの半導体は自動車向けの半導体
9:04 TSMC熊本工場の今後の展望。第二工場を建築決定
10:35 SONYもイメージセンサー向け半導体工場の建設を決定
11:20 TSMC熊本工場の事業は成功なのか?
13:38 TSMC熊本とRapidusの戦略の比較
15:53 世界の半導体製造のシェア
16:25 サムスンのファウンドリ事業も苦戦中

–自己紹介など————————————
もふもふ不動産 もふのプロフィール

もふもふ不動産のプロフィール・もふもふ不動産ってどんな人物?経歴は?

1980年生まれ。東京都出身。研究開発の仕事を2003年から続け、SONYや東芝で世界最先端の半導体研究開発に携わる。リーマンショックで会社がつぶれそうになったのをきっかけに、株式投資や不動産投資を開始。2015年に法人設立し、副業で会社を経営。2017年からブログで不動産投資の情報を発信し、2018年にYoutube開始。2019年にサラリーマンを退職。現在は会社を経営している。

#もふもふ不動産
#半導体
#TSMC
#SONY
#デンソー
#JASM