【質問の内容】
減価償却費ですが、耐用年数オーバーの木造で減価償却期間を任意償却で10年間にして毎年の減価償却費を定額にしても銀行からは粉飾とみなされますでしょうか?
毎年の減価償却費を変動させるのが粉飾とみなされると理解しましたので、期間を延長するだけは問題ないのでは?と疑問に思い質問させていただきました。
【質問があった動画】
【融資承認100%PL編】融資を受けるための決算書の作り方・損益計算書編・元信用金庫マン直伝!
【国税庁HP】
No.5404 中古資産の耐用年数|法人税 |国税庁
https://www.nta.go.jp/m/taxanswer/5404.htm
【プロフィール】
金融機関で10年間融資業務に携わっておりました。
大手不動産会社で投資用不動産の売買仲介営業をしておりました。
現在は大家業と投資用不動産専門の買取業者を営んでおります。
得意技は、資金調達、財務、不動産売買です。
アセット株式会社 ぜん ゆうすけ
Twitter https://twitter.com/assetzen
【関連動画】
https://youtu.be/mfTW2UEhItE
https://youtu.be/Fc89zA_PhMU
https://youtu.be/AwGF0beUStY
早速ご回答いただき誠にありがとうございました!毎回ものすごく深く実践的な内容で大変事業に役立たせていただいています。今後とも楽しみにしております!
任意償却で期によって、償却額を調整するのが利益操作とみなされると理解致しました。
ちなみに創業費や開業費は1期目には償却せず繰延資産としました。営業利益が増える2期目以降に一括償却か毎期定額償却で考えています。
ゼンさんのご経験上、良くない点などあれば教えて頂きますと幸いです。
法定耐用年数超えの場合は経過年数ではなく法定耐用年数×0.2だったと思います。
でないと古い物件ほど長くなってしまいます。
耐用年数切れた木造は減価償却期間は4年になると思います。
動画内で法定耐用年数を超過した木造中古アパートの簡便法による見積耐用年数の算出方法を誤って説明しておりました。
正:法定耐用年数22年×20%
誤:残存年数+経過年数25年×20%
ご指摘頂いた皆様有難うございました。
質問内容の本筋の論点に大きな影響がないと判断しましたので動画を削除せずにしておきます。